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前回、重たい腰を上げて婦人科に行ったところまでを書きました。

先生に症状を伝えたあと、あっさり血液を採られ(じっくり採られても困りますけれども)、後日結果を聞きに行きました。すると「エストロゲン(卵胞ホルモン)の数値はかなり低めですね。いつ閉経してもおかしくないというくらいです。でもプロゲステロン(黄体ホルモン)が頑張っているので症状もそのくらいで済んでいる、という状態です」と。ホルモンさえもが、加齢を気合いでなんとかしようとしているらしい。ホルモンにも性格が出る説。


そして、「年齢的には閉経したからといって決して早すぎるということはないのですが、ホルモンの場合、急激な変化というのが何よりもつらいんですね。ですので、ゆっくりと“軟着陸”をするためにも、そして生活のリズムを整えるためにも、ホルモン補充療法をおすすめします」と言われたのでした。


この“軟着陸”という言葉。更年期の世界ではよく使われるようですが、なんともいい表現だな、と。必ずいつかは閉経を迎えるわけですが、それに向かって急降下してしまうと、何かと不調が出たりして日常生活に支障をきたしてしまう。それよりはちょっとずつちょっとずつ、自分の体と気持ちが年齢や体調に慣れていき、なだめすかしながら付き合っていく中で、閉経を迎えられたらありがたいことだなと妙にストンと腹落ちしたのでした。

ちなみに、ホルモン剤を始めるまでも生理のご様子は相変わらずで、ちょいちょい早めにやってくる感じでした。28日周期だったものが、26日とか24日とか、1回は20日くらいで来て慌てたことも。

しかも、百歩譲って(誰に?)周期が早まることは仕方ないとしても、パシッと始まって、4~5日でパシッと終わってくれるならいいんですよ。それならまだ付き合っていけるわ。問題は周期は早まるわ、生理中じゃないときにもダラダラとちょっとずつ出血するわで、生活のメリハリがないこと。そうなると毎日が生理前みたいな体調になり、とってもしんどかったわけです。

ということで47歳ちょいにて、毎朝ホルモン剤を飲む生活がスタートしたのです! 47歳の秋だもの。



この頃から欠かさず飲んでいるのが、このシンプリスのウィメンズバランス。これを飲み始めて、私の場合はすぐに眠りが深くなるのを実感しました。朝まで一気に眠れることも増え、それだけでもすごく体調が良くなった! 睡眠って大事!!


更年期のあれこれ3に続く。